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なぜ「緑信号」とは呼ばないのか [Word]

昔の人が言う緑→青のわけ

昔の方々が緑のことを青と呼ぶのを聞いたことがあると思います。
あれはなぜなのでしょうか?
疑問を持った気はしますが、どうでも良いことだしと
調べずにズルズルと成長してしまいました笑


~説がいくつかある~

色々調べてみますといくつか説があるみたいなので、
順に書いていきましょう。

【説①】色の表現は4種類!?

古代の日本語に由来しているという説。

期限後700年ごろ奈良時代から
1200年ごろ平安時代くらいまでの日本では
色を表現する言葉が4種類しかなかったというのです。

その色というのが
「白」「赤」「青」「黒」

この時代には全ての色をこの4種類であらわす必要があったとか。

つまり、必然的にこの4種の色に似た色たちは淘汰され、
そして言葉としては表現されることがなくなったみたいです。

そして、古代「青」と表現されていた色を現在の色に直すと、
緑や紫、灰色なども「青」と呼ばれていたらしいです。笑

この名残が言葉の中に残っていて、
信号だけでなく、「青虫」「青りんご」「青汁」「青のり」なども
緑色にも関わらず青と呼ばれていますね!

【説②】植物の表現から派生した!?

新鮮な野菜などを表現する言葉として
「あおあおしい」という言葉があります。

このような”あお”のことを「蒼」と書き、
草木が生い茂っている様や草の深い緑色を指します。

この「蒼」(色としては緑)が「青」(色としても青)と
誤認識され、緑=青という表現が一般化されたという説。


【説③】赤の対比として青

これは信号に関する説ですが、
信号の3色の内、停止を意味する”赤”

停止 ⇔ 進行 赤色 ⇔ 青色

がつながって、緑ではなく青が広く浸透した
という説。



まとめ

このように複数説があり、
個人的には説①が有力では、と思うのですが、
奈良時代の名残と言われてもピンときませんでした、、笑

また、説①について、
だいぶ前にドラマでやっていた
”鹿男あをによし”の「あおによし」ですが、
奈良の都のことを指すそうです。

「あお」は青を、「に」は丹色(朱色のような色)の色を表現する言葉で、
奈良時代の建物は、屋根が「青色」、壁などが「丹色」で彩られており、
その風景が良いなぁという古事記の一文から来ているそうです。

本題の信号についてですが、
なぜ?と聞かれれば法律で決められているそう。

最初は色の通り「緑信号」と法律にかかれていたそうですが、
世間一般の呼び方としては一向に広まらず、
戦後の法律で「青信号」と表記が改められたそうです。













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